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一生役立つゴルフクラブの見極め方③

【第15回】重心の高さはリーディングエッジから測る方法とフェース下端から測る方法とがある

2017.02.08 | マーク金井

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ゴルフクラブはスイートスポット位置(以下、SS)が低い方が、低スピン弾道が打ちやすくなります。SS位置がフェース下端から25ミリと35ミリのクラブを打ち比べた場合、前者の方がスイートスポット位置(SS)よりも上に当たりやすく、そうなった時、縦のギア効果の影響でスピン量を減らせるからです。

さて、このSS位置。

計測方法はそれほど難しくありません。細い棒状の上に、ヘッド単体の状態でフェース面を下に向けて置きます。これで準備完了。そこから棒状の上でバランスが上手く取れる場所がSSになります。クラブメーカー、ゴルフ雑誌ともこの方法でSS、そして重心の高さ(SSの高さ)を計測しています。もちろん、アナライズでもこの方法です。

にもかかわらず、同じドライバーでもあってもSSの高さの数値には、かなりのバラつきがあります。具体的に言うと、フォーティーンの竹林隆光氏とクラブ設計家の松尾好員氏とでは数値の差が3ミリから10ミリぐらい異なっています。同じドライバーの場合、松尾氏の方がSS位置の数値が高く、竹林氏の方がSS位置の数値が低いです。ちなみにゴルフクラシックは竹林氏の計測データが掲載されることが多く、ゴルフダイジェストやアルバ等では松尾氏の計測データが掲載されることが多いです。

なぜ数値がこんなにも異なるのか?

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